NYファンドマネジャーの本音

皆さんこんにちわ。このBlogは米国でアジア株式運用にたずさわる私のContrarianな意見を皆様にぶつけ、ひいては皆様の一日の糧にでもなればと思い、始めようと思いました。私のプロファイルはいずれUploadします。私は海外が長いので、これを英語で書こうと思いましたが、とりあえずはやめておきます。日本については金と女の略奪にしか興味のない一般的な「日本通w」外人(多くは本国ではやっていけない人のようですが)の、論理の無いただの先入観に基づく人種差別的コメントへの対応に時間を費やすのがいやだからです。ただし私のモットーは「英語は喧嘩に勝つために使う」ですので、いずれ期待してください。 私の基本原則: Contrarian(逆張り) Fact-based(先入観・偏見でなく事実・証拠を求める) Doubt the sources(何が言われているかよりも誰が、なぜ言っているのかの方が重要。ソースの主の隠れた意図を徹底的に探る。絶対中立なソースは存在しない。)

April 2010

日本の金融機関は海外(アジア)戦略を持っているのか?

この2年ほどで、日本の上場企業は内需系も含め、海外特にアジア展開を積極化させている。国内市場はもはや高い成長は見込めないので、これは当然の流れだろう。

そうした中、内需系の最大セクターである金融、特に保険会社はどうか。損保はこの1年で合併を繰り返してきたが、1+1が本当に2以上になるのか?と疑わせるような、内−内合併で、統合・シナジーの出し方も相変わらずのスローペースで、あまり投資家にとっての買い材料とはなっていないように見える。

思えば金融危機・リーマン破綻後の二年間は、長期的に見て、海外買収の「百年に一度の」好機だったように思う。これを生かして、安値で成長を買えた日本の金融機関は数えるほどしかない。Nomuraは代表例で、うまくやったといえるだろう。MUFJは、MSの東京事業などとの統合にさえ時間を食っている始末であるが、なぜ、たとえばRBSが英国公的資金注入の結果手放さざるを得なくなったアジアの法人事業、これを買わなかったのだろうか。モルガンの東京事業などよりも、ずっと良いと私などは思うのだが。

保険会社、特に自動車保険市場縮小の補完が死活的な損保は、AIGが手放さざるを得なくなったAIA(アジア損保事業)に入札したのだろうか?あまりバリューのない内向きの統合に追われて、オファーを出し渋ったのだとしたらいただけない。それとも、価格面で手が出せなかったのだろうか(買収した英国Prudentialが、高値でつかんだと、現地では批判の声もある)。ALICOは結局IPOのようだし、INGが手放したアジアPrivate bankingはOCBCが(これも高値で)もっていった。もっとも後者については、あまり日本の金融機関の得意分野ではないが。

経営は百年の計である。近視眼的なコスト意識、デフレ根性とペシミズムが、日本の金融機関の入札戦略を誤らせ、出し渋らせたのだとしたら、残念である。繰り返すが百年に一度のチャンスだったのである。アングロ金融帝国が崩壊し、その結果アジアを撤退縮小する中で、ジャパンがアジアを拡大させる、というシナリオである。もう遅いのかもしれない。

Hiroki Kurodaはやはり良い

黒田は過去二年、ERAがよいにもかかわらず味方の貧打やエラーで、なかなか勝ち星が10勝に行かなかった。今期は違うだろう。

昨年頭部に打球を受けたときは、悲運のエースのストーリー再現か、かつて一斉を風靡したが病魔に倒れた広島カープの津田投手を思い出していた。

決して、津田にはならないでほしい。LAドジャース球団は君を必要としている。

明日にはStrasburgとCashmanの先発も控えているので今日はお休み。

子孫代々に残そう。トヨタの受けた不当な辱めを。

この不正に乗じてはしゃいでいた、毒入りギョーザで有名な某国のチンピラメディアどもは地獄へ行くがよい。死ねっ。



トヨタ浮上、“謝罪”世界の空気変えた 新車販売、米中で3、4割増
2010.4.2 21:49
 大量リコール(回収・無償修理)で大きな打撃を受けたトヨタ自動車が失地を急速に回復してきた。米国での3月の新車販売台数が前年同期比4割増だったことが1日に判明。世界最大の自動車市場となった中国でも3割以上の増加となった。世界で逆風にさらされたトヨタにとって、ようやく潮目が変わってきた。

 米調査会社オートデータが発表した3月の米新車販売統計によると、トヨタ自動車は前年同期比40・7%増の18万6863台となった。ゼネラル・モーターズ(GM)の18万8011台に肉薄し、フォード・モーターを抜いての2位への返り咲き。2月の落ち込みを一気に巻き返した。

 市場シェアは、2月の12・8%から17・5%へと急拡大した。日本車メーカーで史上初の月間首位の可能性まで見えている。

 中国市場でも好調だ。3月のトヨタブランド車の販売台数は同33%増の6万1200台に達したことが2日、明らかになった。中国では、同67・9%増の23万48台と月間最高記録を更新したGMには及ばなかったものの、米国と同様、リコールの影響が懸念される中で大幅な伸びを示した。

 トヨタは2月まで苦境が続いた。米国では、販売一時停止やライバル各社の値引き合戦が響き、シェアは4年7カ月ぶりの低水準に下落。そこから復活した要因の一つは「歴史的水準」(米メディア)とされる販売促進策だ。自動車ローン金利をゼロにする優遇策や2年間の無料メンテナンスなどを打ち出した。中国でも販促策が効果を上げた。

 米国では、トヨタに対する厳しい見方が変わり始めたことも大きい。2月は報道が過熱し、トヨタ車への不信感がピークに達した。だが、2月下旬に豊田章男社長が米議会公聴会に出席し、謝罪したころから変わり始めたようだ。

 品質改善を愚直に唱えるトヨタに対し、米議会の追及は不発に終わった。米ABCテレビの実験報道に映像操作があったことや、急加速騒ぎを起こしたハイブリッド車「プリウス」に異常がないと分かったことも一方的なトヨタたたきが影を潜めた要因とされる。

朝鮮企業NHNによる買収意向のニュースについて

みなさんもうご存知だと思うが、朝鮮オンライン大手NHNが、ライブドアホールディングスの一部(少なくともこのBlogを含む部分であることは間違いないでしょう)の買収に名乗りを上げました。

これが実現した場合は、言論の自由が確保されるかわかりませんので、買収が正式に決定した場合、私のBlogはどこか他に移すことにします。

その場合、移行中にはみなさんにご迷惑をおかけしますが、ご理解いただければさいわいです。

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